【着物のプロがお薦め】初めての着物着付け小物の選び方!

近頃では着物をレンタルされる方が全体の約5割とも言われています。
レンタルされる際、店舗によっては着物以外の小物類は借りる側が揃えなければならない場合があるのをご存じでしょうか?

腰ひも、伊達締め、帯枕…。
何につかうの?買いに行ったらたくさん種類があって迷う?

洋服と違い、着物を着るときにはたくさんの小物が必要になるのですが、種類や素材など色んな物があり戸惑ってしまいますが、普段の生活では馴染みのない単語ができて戸惑ってしまいますよね…。

そんな小物選びに迷える方に、簡単な小物の役割や購入ポイントや、私のお薦め小物をご紹介いたします☆

小物とはいえ少し高額な印象のある和の世界。

玄人好みの高級なものから、和装入門編のようなベーシックでお手頃なものまで価格帯も様々。

それに着物の着付けは生け花のごとく流派のようなものがあり、着付けてくださる方により、お薦めの小物や腰ひもの本数などが変わってきます。

少し知識を持つ事によって、5000円くらいは節約できるかもしれませんよね☆

一般的に着付け時に必要とされる小物

  1. 足袋
  2. 肌襦袢
  3. 補正パット or バスタオル、タオル
  4. コシヒモ or コーリンベルト(ウエストベルト)
  5. 伊達締め or マジック伊達締め
  6. 帯板
  7. 帯枕
  8. 衿芯・三段紐
  9. 三重仮紐(帯の変り結びする時のみ使用)

足袋

着物を着る際、足元の下着といわれる足袋

価格帯 約400~4800円

サイズ

普段履かれている靴のサイズの物をお買い求めいただくのが基本となります。

しかし成人式などで初めて足袋をはかれたりされる方は、足が締め付けなどで痛くなってはしまうなどのトラブルが心配な方には、通常のサイズの0.5cm大きめの足袋をお薦めさせていただいております。

足袋はシワがないようにはくことが、着物を引きたてる履き方だといわれておりますが、初めてお買上げになる方は、どのメーカーやサイズが自分にあった物か見極めるのは難しいと思われます。

もし、店頭で試着が可能であれば、締め付けのきつさやシワの寄り具合などをチェックしてみて下さい。

お薦め

4枚コハゼの木綿(さらし)足袋、または伸びる足袋が個人的にはお薦め!

足イタ防止で、少しゆったりサイズです。

縫製のしっかりした少しお値段の張る足袋は、洗ってからの着用でも型崩れしにくく素晴らしいのですが、振袖など1度きりのご着用の場合は高額の足袋でなくても十分だと思います。

肌襦袢

価格帯 約2000~18000円

肌襦袢は、着物着付け時に一番最初に着る下着です。

肌に直接触れるので木綿やガーゼなど吸湿性が高く、肌触りの良いものがお薦めです。

肌襦袢と長襦袢は同じものだと勘違いされる事が多いのですが、着付けの順番として肌襦袢→長襦袢→着物→帯 の順番で着付けをしていきます。

サイズ

身長に適応したサイズの物をお選びいただくようになりますが、SかM微妙なサイズ間で迷った場合は小さいサイズがお薦め!

小さめのサイズならチラリと下着が見えてしまうこともありません。

お薦め

肌着と裾除けのセットになった二部式タイプ肌襦袢がお薦め!

裾除けが巻スカートのようになっており着付け時に丈や身幅の調整が可能で便利です。

補正パット or バスタオル、タオル

価格帯 約2500~5800円

着物はウエストや胸の凹凸が大きいと帯を締めたときに横シワが入ったり、着崩れしやすかったりと着姿が美しくないので補正パットやバスタオルにより体系の補正をします。

専用の補正具として下記の物があります。

  • 腰のくびれを補正する『ウエストパット』
  • 背中からお尻のくぼみ補正『ヒップパット』
  • 胸の大きな人の補正『バストパット』

サイズ

補正したい箇所にあったサイズの物をお選び下さい。

お薦め

体系により、補正パットではなくバスタオルのみで対応可能な場合もありますので、事前に着付けてくださる方にご相談されることをお勧めします。

体の着物着付けに余計な凹凸を少なくする事によって、美しく着崩れしにくい着付けが可能になります。

腰ひも or コーリンベルト(ウエストベルト)

着付け時に着物や長襦袢を止める働きをする和装小物!

価格帯 約250~1200円

腰ひもには、絹・モス(毛)・化繊など素材がいくつかあり、締め具合や価格などが変わってきます。
コーリンベルトはゴム製のベルトになっており腰ひもと同じような役割の和装小物となります。
その他にも、ウエストベルト『胸紐のゴム版』という小物もあるのですが、コーリンベルトで代用でき着崩れ効果も高く両方を使用する日強くはありませんので、どちらかを選ぶなら、コーリンベルトがお薦めです。

サイズ

基本的にはフリーサイズの物が主流となりますが、長尺タイプの物もあります。

お薦め

腰ひもであれば、モス(毛)素材の物が着崩れしにくくお薦め!

化繊の腰ひもは、仮紐用のため滑りやすく緩みやすいので、お買い求め時にはご注意ください。

私個人的にイチ押しなのが、『コーリンベルト』での着付け!

締め付けが少なく、着物を着慣れてない方には是非お薦めです。

伊達締め or マジック伊達締め

価格帯 約500~2800円

着物と長襦袢の衿合わせがズレないように止めるための和装小物。

伊達締めには、正絹の博多織の物、クリップの付いたサッシュタイプの物などいくつかのタイプがあります。

マジック伊達締めは、ゴム製のマジックテープの伊達締めとなります。

サイズ

基本的にはフリーサイズの物が主流となりますが、長尺タイプの物もあります。

お薦め

伊達締めの中では、『博多織 伊達締め』が着崩れしにくく、キングオブ伊達締めと言っても過言ではありません!

ゴムのマジック伊達締めは、値段が安く重宝するのですが、着物の常連様の意見として締め付け感がなく楽な反面着崩れしやすい、暑いなどの声があり最終的には正絹・博多織に買い替えられる方が多いように感じております。

帯板

帯を締める際、帯前部分に差し込み、帯にシワが寄らないようにするための和装小物!

価格帯 約500~1500円

帯板には様々な種類があり、「長さ」や「幅」も様々。これといった決まりはありません。

一般的には、長めで幅の広い帯板は袋帯に合わせることが多くフォーマルのお着物に向いているといわれおります。

一方、短めで幅が狭い帯板は古屋帯に合わせる事が多くカジュアルなお着物に向いているといわれおります。

サイズ

長さの目安は、胴の両側脇より少し短めのものを選ぶと綺麗にご着用いただけます。

幅の広さの目安として、幅が狭い物として約10cm程度の物や、広い幅の物として約15cm程度の色々な幅の物があります。

お薦め

振袖には、幅が広い(幅15㎝程度) ロングタイプの帯板がお薦め!

振袖や訪問着などフォーマルな着物を着るときは、帯幅を少し広く着付けすることによって着物を豪華に見せることが出来ます。

帯枕

着物のときに結ぶお太鼓の形の土台となる和装小物

価格帯 約350~1500円

帯枕には、ガーゼをまいた物、紐の付いた物や、素材の堅い物、柔らかい物、高さが違う物など様々な物があります。

帯のお太鼓の形は帯枕で決まるので結びたいお太鼓のイメージによって帯枕を選びましょう。

フォーマルなシーンで着用する振袖や訪問着には少し大きめで厚みのある物を選び、小紋や紬などのカジュアルな着物には少し小さめで厚みが薄い物を合わせます。

お薦め

初心者さんや振袖用にはガーゼタイプの厚みのある柔らかい素地のものをお薦めします!

枕全体をガーゼで包み込んでいるため、滑ることなく帯素材と密着してくれるので安定感があり、座った時に背中が痛くなりにくく安心!

衿芯

衿心は長襦袢にかけた半衿の中に入れて、衿をきれいに立たせる役割の和装小物!

価格帯 約200~600円

長襦袢の衿をしっかり立たせ着物の衿を沿わせて着付けする事によって、綺麗な衿のカーブをつけることによって美しい着物姿になります。

サイズ

基本的にはフリーサイズの物が主流となりますが、長尺タイプの物もあります。

お薦め

衿芯の王道である『コーリン 衿芯』がお薦め!

1袋に2枚の衿芯が入っており、入れる枚数によってお好みの衿芯の堅さに調整もできて便利!

三重仮紐(帯の変り結びする時のみ使用)

振袖や七五三の帯の変わり結びにとても重宝する和装小物!

価格帯 約200~600円

皆様が着物姿の時によく目にするベーシックな帯の結び方を『お太鼓結び』とい素敵ですが、振袖の後ろ姿を華やかにしてくれる『変わり結び』は成人式にピッタリで美しい帯の形をキープできる便利小物です。

サイズ

基本的にはフリーサイズの物が主流となります。

お薦め

正直どのメーカーでもあまり遜色がないように感じております。 お得なリーズナブルの物でOK!

まとめ

着物の着付けは、洋服を着る時と違い、たくさんの小物が必要になったりと煩わしい面もあるのですが、着物を着たときの凛とした感覚は他ではなかなか味わう事のできない感覚ではないでしょうか?

その着物の着姿や着心地も和装小物選び1つでずいぶんと変わってまいります。

今回は沢山の和装小物から、特に初心者の方のためにお薦めをチョイスいたしました。

着物愛好家の中には、イヤイヤ!この和装小物のほうが・・・・などのご意見などももちろんあると思いますが、自分好みの小物選び1つ1つも着物の奥深さや楽しみであると私は感じております。

今まで、成人式や結婚式など本当にたくさんの幸せそうな着物姿の方を見送らさせて頂きました
今後もすてきな思い出や想いが、きもの姿から生まれることを願うばかりであります。

最後にわかりやすくまとめてみましたので、和装小物購入時のご参考にして頂けたらと思いますので宜しくお願い致します。

お薦め小物まとめ

1足袋 4枚コハゼの木綿(さらし)足袋か伸びる足袋
2肌襦袢 肌着と裾除けのセットになった二部式タイプ 肌襦袢
3補正パット or バスタオル、タオル 事前に着付けてくださる方にご相談がGood! 体系によっては、バスタオル(タオル)で十分な場合もあり!
4コシヒモ or コーリンベルト 腰ひもを使用しての着付けであれば、モス(毛)素材の物がお薦め!
私個人的にイチ押しなのが、『コーリンベルト』使用での着付けが着心地が楽でお薦め!
5伊達締め or マジック伊達締め 『正絹 博多織 伊達締め』 キングオブ伊達締め!
6帯板 ロングタイプの帯板  振袖には幅広(約15cm前後)のロングタイプがお薦めです。
7帯枕 ガーゼタイプの厚みのある柔らかい素地の物
8衿芯 コーリン衿芯
9三重仮紐(帯の変り結びする時のみ使用) リーズナブルな物でOKです。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA